院内感染を起こさないために、多摩境オレンジ歯科ではいくつもの対策を行っております。
まず、ウィルスなどの空気感染を防ぐために、大型空気清浄機3台+大型加湿器1台という設備を用意し、空気感染対策を行っております。
また特殊な肝炎の方の場合には、椅子にラップをした上に特殊な殺菌液で消毒をしております。
すると、その診察に使用した椅子は30分程使えなくなりますが、安全の為には必要な処置と考えております。
更に、医療器具に関しては、最新の滅菌(オートクレーブ)装置を採用しています。
この機器は、高圧のなか2百数十度に及ぶ蒸気で器具を減菌し、パッケージをする事で、器具をより清潔な状態に保つものです。
欧米では滅菌できる器具は全て滅菌するという考え方で、最高の医療環境を実現していますが、実際の問題として、器具の滅菌は、かなり手間とコストがかかる事でもあります。
その為、そこまでの環境にする必要があるのかを、医療方針を決める段階では議論を行いましたが、クライアントに最良の環境を提供する事こそ、これからの歯科医師に求められている責務であると考え、多摩境オレンジ歯科では「物理的に滅菌不可能な器具以外は全て滅菌をする」というポリシーで安全対策を行っております。
日々の安心・安全の医療環境づくりを目指しています。